トイレは座ってして~🚽

ボリスのもっと健康 Well-being
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立ってする人がいると10倍以上??

立って小用をする人がいるトイレは非常に汚れています。その汚れ方は、立って小用をする人がいないトイレに比べて10倍以上と言われています。
座って用を足す場合は便座裏に尿ハネしますが、立って用を足す場合は尿ハネは便器や床に限らず壁まで確実に飛散します。
床や壁など便器の周辺には、「見えない飛び散った尿」がいっぱいです。

奥狙いはダメージ大

株式会社ライオン(以下「ライオン」)が2015年に行った調査によれば、成人男性が立ちスタイルで用を足すと1日に約2,300滴の尿が床に飛び散るという衝撃的なデータが公表されています。また、成人男性が立ちスタイルで便器の4ケ所(奥、中央、サイド、手前)を狙って尿を飛ばした場合、それぞれの場所に飛んだ尿がトイレの床に何滴はねたか確認する実験の結果は以下の通りです。

引用:株式会社ライオン トイレの秘密

奥狙いが他の場所の約20~27倍にもなるダントツの一位でした。これだけ多くの尿がトイレ内に飛び散れば、汚れはもちろん、菌の繁殖も考えられます。また、飛び散った尿に雑菌が混じって非常にイヤなニオイも発生しやすくなります。その結果、健康に悪影響をおよぼす恐れもあります。

その匂い、壁紙からなのかも

上記の結果からも、しっかり便器の中を狙って用をたしていてもはね返って便器の外にも飛び散り、床や壁などに汚れや菌が広がります。

特に壁紙の汚れは落ちにくく、その匂いやシミが出てくるのは1~2年後、蓄積されて少しずつ出てきます。気がついたときには手遅れとなってしまいます。

また、トイレで繁殖した細菌やカビは、場合によっては抵抗力の低い幼児やお年寄りのアレルギーや腸管感染症を引き起こす原因になる可能性もあります。

同じトイレを使う方への配慮、掃除のしやすさ、なるべく汚さずに済む方法……を考えるとトイレは座るほうがメリットが大きいのではないでしょうか。トイレは座ってお願いのステッカーを貼って伝えるのも有効かもしれません。

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